虫を好きになろう!可愛い虫をご紹介

虫愛ずる姫君になろう

>

気持ち悪さを超えた中に物事の本質がある

なぜキモイと思うのか

田舎育ちでの人でも都会にくると、途端に虫類が苦手になったりします。
慣れ親しんだはずの昆虫相手であっても、急にダメになるということはどういうことなのでしょうか。
これには、環境要因が影響しているかもしれません。小さい時は。私自身、かつては自分の生活範囲に当たり前のようにいたワラジムシが、都会で住み慣れた頃合いで急に現れたとき、思わず大声をあげて後ずさってしまいました。
人は自分が適応している今の生活環境からは想像もつかないような対象に遭遇したときには、とっさには受け入れられないようです。大都会で楽しく生きていたはずが、突然ワラジムシに遭遇するとやっぱり「おぉ~!久しぶりだなぁ」よりは、「うげッ!なんでこんなところに!」という感情がわきでてつい追い払ってしまうのが自然なのでしょう。

蠢く虫はキモ可愛い

春になってくると、植物は冬の間に蓄えていた養分を芽吹かせ、花開かせます。様々な虫たちは、その花々に群がります。また、土の中の幼虫たちが活動しはじめ、木の中にいた虫たちもうごめきはじめるのが春という季節です。
虫は「蟲」とも描写されたりすることがありますが、それによく似た漢字で「蠢く(うごめく)」という表現があります。
「蠢」という字づらを見ただけでもおどろおどろしさを感じます。例えば菜の花に集っているアブラムシなどは、まさにもぞもぞと蠢く気持ちの悪さを体現しています。
「蠢く」自体は、集団では非常に気持ち悪いだけなのですが、1個体とみているとその動作が愛らしくみえりもするから不思議です。その代表は「おかいこさん」でお馴染み、皇后さまもお世話されているといわれている絹の原料・繭をつむいでくれる蚕でしょう。うごめく様が気持ち悪くも、ぴくぴくと動くさまがかわいらしさにも転換したりするから不思議です。


この記事をシェアする
TOPへ戻る